Sayuri_chan
19-03-2011, 10:43 PM
"水が飲みたい" と "水を飲みたい" はどう違う?
「水が飲みたい」「水を飲みたい」 は、構成要素の結びつき方に違いが ります。
「水 が飲みたい」は「水が+(飲み+た )」、「水を飲みたい」は「(水を 飲み)+たい」であると分析するこ とができます。
したがって、「水が飲みたい」は、 水が必要だ」「水がほしい」のよう 形容動詞・形容詞を用いた表現に近 いものであり、「水が」は欲求の対 を示しているといえましょう。
一方「水を 飲みたい」における「水を」は、「 む」という動詞の目的語であり、「 を飲む」という行為全体を欲すると いう意味で「たい」が付いた表現で 。
この違いは、次のような副詞が挿入 れた場合の許容度として反映されま 。
?水が3杯飲みたい。
水を3杯飲みたい。
?水がゆっくり飲みたい。
水をゆっくり飲みたい。
一方、願望・欲求の強さを表す「 うしても」のような副詞が挿入され 場合には、
どうしても水が飲みたい。
どうしても水を飲みたい。
のように、いずれも問題なく許容さ ます。しかし、「水を飲みたい」の うは、目的語「水を」と動詞「飲む 」との結びつきが強いので、両者の に「どうしても」を挿入した文はや 座りが悪いように感じられます。
水をどうしても飲みたい。
cf.水がどうしても飲みたい。
「水が飲みたい」「水を飲みたい」 は、構成要素の結びつき方に違いが ります。
「水 が飲みたい」は「水が+(飲み+た )」、「水を飲みたい」は「(水を 飲み)+たい」であると分析するこ とができます。
したがって、「水が飲みたい」は、 水が必要だ」「水がほしい」のよう 形容動詞・形容詞を用いた表現に近 いものであり、「水が」は欲求の対 を示しているといえましょう。
一方「水を 飲みたい」における「水を」は、「 む」という動詞の目的語であり、「 を飲む」という行為全体を欲すると いう意味で「たい」が付いた表現で 。
この違いは、次のような副詞が挿入 れた場合の許容度として反映されま 。
?水が3杯飲みたい。
水を3杯飲みたい。
?水がゆっくり飲みたい。
水をゆっくり飲みたい。
一方、願望・欲求の強さを表す「 うしても」のような副詞が挿入され 場合には、
どうしても水が飲みたい。
どうしても水を飲みたい。
のように、いずれも問題なく許容さ ます。しかし、「水を飲みたい」の うは、目的語「水を」と動詞「飲む 」との結びつきが強いので、両者の に「どうしても」を挿入した文はや 座りが悪いように感じられます。
水をどうしても飲みたい。
cf.水がどうしても飲みたい。